
在宅で音声チェックの仕事をしていて、「私、向いてないのかも…」そう感じたことはありませんか。
作業が遅かったり、判断に迷ったりすると、自分だけできていない気がして不安になりますよね。
実は、音声チェックが遅くなるのには理由があり、能力不足とは限りません。
▶︎在宅音声チェックが終わらない理由|作業が遅い40代主婦が責められない考え方
でも、音声チェックの向き・不向きは、スピードや年齢で決まるものではありません。現場で新人チェッカーを見てきた立場から、本当に向いている人の特徴をお伝えします。
音声チェックに向いている人の特徴
音声チェックに向いているのは、最初から作業が速い人ではありません。
私が現場で見ていて「続くな」「伸びるな」と感じるのは、判断に迷ったときにきちんと質問できる人、分からないまま自己判断で進めない人、そしてルールや基準を確認しながら作業できる人です。
音声チェックは基本的に1人作業ですが、完全に1人で抱え込む必要はありません。分からないところをそのままにせず、考えた上で質問できる人の方が、結果的にミスが少なく、安定していきます。
「こんなこと聞いていいのかな」と躊躇してしまう気持ちは分かります。でも、曖昧なまま進めて後から大きなミスになるより、その場で確認する方がずっと信頼されるのです。実際、ベテランのチェッカーでも、新しい案件やイレギュラーなケースでは必ず確認を取っています。質問できることは、プロとしての姿勢なんです。
向いていないと感じやすい人の特徴(作業が遅くて不安になる理由)
逆に、「向いていないかも」と感じやすいのは、完璧にやろうとしすぎる人、少しの遅れで自分を責めてしまう人、他の人と比べて落ち込む人です。
ただし、これは能力が低いという意味ではありません。真面目で責任感が強いからこそ、「ちゃんとやらなきゃ」と思いすぎてしまうだけです。
実際、新人さんほど慎重になって時間がかかるのはよくあることです。ベテランチェッカーも最初は同じように悩み、迷いながら経験を積んできました。今のあなたの「遅さ」や「迷い」は、丁寧に仕事に向き合っている証拠でもあるんです。
特に40代で在宅ワークを始めた方は、周りが見えない分、「自分だけ遅いのでは」と不安になりがちです。でも、見えないだけで、同じように悩んでいる人はたくさんいます。あなただけではありません。
特に40代で在宅ワークを始めた方は、周りが見えない分、「自分だけ遅いのでは」と不安になりがちです。でも、見えないだけで、同じように悩んでいる人はたくさんいます。あなただけではありません。
そして実は、その不安の原因が「向き不向き」ではない場合も多いんです。
修正が増えてしまう背景には、作業の進め方が影響していることもあります。
その点については、こちらの記事で詳しくまとめています。
ディレクター視点で見ているポイント
私は音声チェックのディレクターとして新人チェッカーを見てきましたが、評価の基準は「速さ」だけではありません。
見ているのは、判断基準がブレていないか、ルールを守れているか、分からないことを隠さず確認できているかといった点です。
作業が少し遅くても、こうした点ができていれば、評価が下がることはありません。むしろ、速くてもミスが多かったり、自己流で進めてしまったりする方が、現場としては困ってしまいます。
正直にお伝えすると、ディレクターが一番心配するのは「分からないのに報告してこない人」です。納品後にクライアントから指摘が入ると、信頼関係に影響が出てしまいます。だからこそ、確認してくれる人は本当にありがたい存在なんです。
速さは経験とともに自然についてきます。でも、丁寧さやコミュニケーション力は、最初から持っている人の方が伸びやすいのです。
まとめ
音声チェックの向き・不向きは、始めたばかりの段階では分かりません。
最初は遅くて当たり前。迷って当たり前。
大切なのは、分からないことを分からないままにしないことと、少しずつ経験を積んでいくことです。
今「向いてないかも」と感じていても、それはまだ途中なだけ。あなたは、ちゃんと前に進んでいます。
焦らず、自分のペースで続けていけば大丈夫。半年後、1年後のあなたは、今よりずっと自信を持って作業しているはずです。

